「シナネンあかりの森プロジェクト」継続支援決定
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ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄では、2021年6月に開始した沖縄科学技術大学院大学(OIST)の海洋気候変動ユニットの監修のもと、カクレクマノミの育成と海洋での保全・復元を目的とした「瀬良垣島・クマノミ育成プロジェクト」が、皆さまのご支援を賜りまして、4年目を迎えることができましたことをご報告申し上げます。
昨年2023年には、ご縁を頂戴し、100年先の自然を守り育む目的で推進するシナネン株式会社による「シナネンあかりの森プロジェクト」にご支援いただく機会を頂戴することができました。また、今回は代表取締役社長 渡邉 雅夫氏はじめ、シナネン株式会社の皆様にはるばる瀬良垣島までお越しいただき、引き続きのご支援継続をご表明いただきました。今回は、ハイアット瀬良垣に程近い場所にある「OIST マリン・サイエンス・ステーション」へも表敬訪問頂き、現在のプロジェクトの進行状況を海洋気候変動ユニット(ラバシユニット)所属の河合恵理奈さんよりご報告頂きました。
新しいプロジェクトフェーズへ
今回の報告軸といたしましては、プロジェクト開始当初より、カクレクマノミの個体群を増やすことに注力していましたが、現在のプロジェクトフェーズでは、カクレクマノミの住処となるイソギンチャクに着目し、「ハタゴイソギンチャクの自然復帰における研究」でOIST海洋気候変動ユニットと美ら海水族館が共同研究を始めたことをご共有いただきました。
ハタゴイソギンチャクの生態はもちろんのこと、生殖時期など、まだハタゴイソギンチャク自体の研究解明がされていないことも多く、OIST海洋気候変動ユニットにとっても未知の領域への挑戦に漕ぎだしたところとのこと。ですが、沖縄本島でも海の埋め立てが増え、美しい浅瀬が年々減少する中、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄周辺は、その環境が保全され、カクレクマノミとともに定着しているハタゴイソギンチャクの個体が確認できていることから、今回の新たな研究に大いに期待したいと思っております。我々、人が心地良い住居を拠点として人生を繁栄していくように、カクレクマノミにとっても自然本来の形で、生態系が保全され、子孫繫栄ができる環境が整う一歩になるよう、引き続き本プロジェクトの支援活動に邁進してまいります。
「シナネンあかりの森プロジェクト」
取り組みと支援内容
「シナネンあかりの森プロジェクト」は環境にやさしい自然エネルギーを100%利用することで地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出量を削減しながら積極的に自然を守る活動を行っています。発足以来、100年先の自然を守り育むプロジェクトとして、SDGsの目標7・13・15の達成を目指して自然を守る活動に取り組んできましたが、2023年度からはSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」の達成も目指し、森林だけではなく海洋の保全、生態系の保全への取り組みを積極的に推進しています。その活動の一環として、ハイアット リージェンシー 瀬良垣アイランド 沖縄が実施する海洋保全活動の主旨に賛同頂きました。
2023年の支援発表プレスリリースはこちら
<シナネン株式会社について>
シナネン株式会社は、シナネンホールディングスグループの法人向けエネルギーサービス企業です。石油製品の販売、再生可能エネルギー投資、電力販売、太陽光発電メンテナンスなど、幅広い事業を展開しています。
シナネン株式会社:https://sinanen.com/
シナネンあかりの森プロジェクト:https://akarinomori.com/project/